アトピーの色素沈着とは、アトピー性皮膚炎の症状が治まった後に残る、
皮膚が赤黒くなったり、ごわついたりする症状です。
アトピーの色素沈着の原因として、考えられるのは、
シミの原因と同じメラニン色素が、角質層や真皮に沈着することです。
メラニン自体は褐色ですが、皮膚の炎症の赤みと合わさって、赤黒くなります。
メラニンは、角質層の下の基底層にある、メラノサイトというメラニンの工場で作られます。
このメラノサイトにメラニンを作る指示を出す物質があります。
それがサイトカインやヒスタミン、MSH(=メラニン細胞刺激ホルモン)と呼ばれる物質です。
アトピーの肌は普通の肌よりもサイトカイン・ヒスタミン・MSHが多く、
メラニンが多量に作られるため、色素沈着を引き起こします。
その理由は以下の3つがあります。
1.副腎皮質機能低下
ステロイド外用薬の副作用として、副腎皮質の機能が低下することは広く知られています。
ステロイドの長期使用により副腎皮質機能が低下すると、
脳下垂体からMSHが多く分泌されてしまいます。
2.外部刺激
アトピー肌は皮膚のバリア機能が低いために、外部からの刺激を受けやすい状態です。
外部刺激を受けた肌はサイトカインやヒスタミンによって炎症やかゆみを引き起こします。
3.活性酸素
皮膚の炎症を抑えるためにステロイド外用薬の使用を長期間続けると、
皮膚に残留したステロイドが酸化によって過酸化脂質に変化します。
この際に生じる活性酸素が角質細胞を刺激して、サイトカインを放出させます。
ブログピープルでアトピーの色素沈着に関する情報を集めています。

